一人暮らしは退屈すぎてハンガーの交配しかやることがない。
こんにちは、がべです。
本当に久しぶりなので軽い自己紹介文とかいれたいですが、まあ最低限の紹介だけ。
先月から一人暮らしを始めました。
(拍手)
一人暮らし初日は結構はしゃいでました。
念願の一人暮らし!
もうテンション上がりすぎて不動産屋で鍵受け取る時鍵食べちゃいそうになりました……スペアがあるので大丈夫でした。今は一本だけになりました。
家についてすぐ届いた実家からの相棒のサメちゃん。
可愛いですね。
最初の頃はもう超はしゃいでいました。
引っ越しの荷物入ってたダンボールでブーケトスしたり、ヤマザキ春のパン祭りで手に入れた白いお皿を使った儀式『真・ヤマザキ春のパン祭り』をしたりして遊んでいました。
僕「ブーケトスいっくよー!」
ドンッ!!
ダンボールでブーケトスをしていた結果破壊された網戸。
真・ヤマザキ春のパン祭りの祭壇。
世界のどこかの人が何人か死にました。
最初の数日は楽しかったです。
最初の数日は……
最初の数日は。
最初の数日じゃない日は………
最初の数日じゃない日。
少し経った日。
まあまあ経った日。
結構経った日。
日に日に増える天井を見つめる時間。
1番の友達になりかけている照明。
そろそろ天井のその先が見えそうです。
…………
一人暮らしを半月してみた感想ですが、
やることないっすね。
本当に無い。
無です。
(しかし、無という字、有よりも画数が多い。これは漢字における何かの伏線なのでしょうか。このブログでは回収されません。)
実家にいた頃が懐かしいです。
あの頃は毎日がエブリデイでした。
今はどうでしょう……
今も毎日はエブリデイでした……
いつまでもエブリデイ…
これから先も毎日はエブリデイな気すらします。
英語ってすごいですよね。
こんなに移り変わって(´イωク`)世界の中で変わらない言語。
早くそれになりたい…
もうこの時点で一人暮らしを始めたがべさんの精神がかなり追い詰められていることが伝わったと思います。
そんな僕でしたが、近くのお店である生き物を買って飼い始めたことで人生が変わりました。
それは……
3つのハンガーでした。
店員さん「一人暮らしにはこちらの商品は必要不可欠だと思いますよ〜」
僕「そうなんですね!(一人暮らしに本当に必要なのは家族の温もりだわ、一人暮らし舐めてんのか)」
そう思っていましたが、ハンガーはかけがえのない存在となりました。
某日
買ってしまったハンガー。
とりあえず壁に飾っておくことにしました。
うん、綺麗に飾れたぞ。
(でもこんなことしてなにの役に立つんだ…)
これが正直な気持ちでした。まあ、初日じゃ何も分からないですよね。
あの頃の僕もそうでした…
数日後
???「オギャア、オギャア」
謎の赤ちゃんの鳴き声で目を覚ますと。
一番下のハンガー「オギャア、オギャア!」
何とハンガーの赤ちゃんが誕生していました。
どうやら僕が寝ている間にハンガーは交配を行っていたようです。
元気な赤ちゃんです。
寝ていて誕生の瞬間を見れなかったことが唯一の後悔…
しかし、生命の誕生の瞬間に居合わせられたと言う事実があります。
素敵ですね。
ハンガーの赤ちゃん「オギャア、オギャア!」
そんなことを考えていた僕でしたが、その裏では巨大な邪悪が…
一番右のハンガー(あいつ(真ん中のハンガー)は俺無しではいられないはずなのに……)
一番右のハンガー「クソ、こうなったら!」
翌日
???「オギャア!オギャア!」
僕「え?」
更に新しい子供が誕生していました。
昨日生まれた子と一番右のハンガーの…
僕「生まれたばかりの子供と交配したのか…」
一番右のハンガー「クックック、子孫を残すためなら手段は選ばない!」
僕「なんて下衆なハンガーだ…」
???「そんなこと言わないで!」
最初のハンガーの子供「彼はすごい良い人なの!私は今すごい幸せだから、彼のことを責めないで!」
一番右のハンガー「あぁ、やっぱり分かってくれるのはお前だけだ。ずっと一緒にいよう!」
最初のハンガーの子供「えぇ。」
僕「まあ……本人達が幸せならいいか…」
皆さんは悪い人に騙されないようにしましょう。
こうして幸せなまま時が経ち…
今
これが僕がhand salt(手塩)にかけて育てたハンガー大家族です。
途中から無性生殖をするようになりました。
やっぱり僕のブリーダーとしての腕がいいからですかね。
色違いも生まれましたし、ポリコレにも配慮できたグローバルなハンガー家族ですね。
僕は初めてハンガーを買った時は、こんな物を買って何になるんだ…と思っていました。
でも今は全て分かりました。
ハンガーを買ったのは一人暮らしに必要だから。
一人暮らしに本当に必要なのは家族の温もりなんです。
それを彼らハンガー達の生き方を見ていく過程で得られた気がします。
壁を見れば絶えないハンガー家族の笑顔。
本当によかった。
ありがとう、○イソーの店員。
僕は今すごく満たされています。
今なら何でもできる気がする。
フックの下で散らかったハンガーの片付けも。
Fin.
クレジット
執筆 :がべ
がべ :がべ
ハンガー1 :ハンガー
ハンガー2 :ハンガー
ハンガー3 :ハンガー
ハンガー4 :ハンガー
ハンガー5 :ハンガー
ハンガー6 :ハンガー
ハンガー7 :ハンガー
ハンガー8 :ハンガー
ハンガー9 :ハンガー
ハンガー10 :ハンガー
p.s. Twitter鍵かけているのでリツイートしたい方はお手数ですが代わりにリンクをツイートしてください。ご迷惑おかけしています。
4/13 がべ