ゲーセンに閉店しますと言われ追放された最弱音ゲー師の俺、家に音ゲー環境を作ったら大型アプデで最強の環境になりました。〜今更ゲーセンに戻ってこいと言われてももう遅い。もうゲーセンに向かっています。〜
出オチじゃん、本文いらないでしょ。
タイトルを読んでいただき、ありがとうございました。
終わり。
家庭用ボルテについて
目次
はじめに
本日担当させて頂くがべと申します。
知らない方も多いと思いますが、どうぞ以後お見知り置きを。
前日はベラ君の記事でした!
PUCを出すための努力を書いた記事良いですね。
…大宇宙ステージをやらないといけない気がしてやりました。スコアは聞かないでください。
不利な話題になりかけたので自分の記事の話をします。
去年、内容の無い記事をアドカレで書いて許されたので今年も書かせていただきます。
…今年はもう卒業している身だから許されないかもしれん。
最初の長いタイトルは実は詐欺で、本当はただのおうちボルテ環境を作った人の雑記です。
今年発売した非公式のボルテコンについて書きます。
元々はこれについてだけ真面目に書く予定でした。
知らんけどおうちボルテ良いです、終わり。
って内容を引き伸ばして書きました。
目次の「めいん」がその内容です。「おまけ」は頑張って削ったのに9000字近くあるので邪魔に感じたら飛ばしてください。
忙しい人は目次の「布教のコーナー」をタッチしてそこ読むだけでいいです。一番伝えたいことはそこに書いてあることが全てです。(ボルテコンやお家環境のことは別にそんな伝えたいって思ってなくてすみません照)
記事の半分以上がおまけって何だよ…
おまけ
ゲーセンに閉店しますと言われ追放された最弱音ゲー師の俺、家に音ゲー環境を作ったら大型アプデで最強の環境になりました。〜今更ゲーセンに戻ってこいと言われてももう遅い。もうゲーセンに向かっています。〜
(これはフィクションです。登場する人物・施設・会社等は架空のもので実在する人物・施設・会社等とは一切関係ありません。ただし他作品のリスペクトを含みます。)
1
ボクはがべ、二次元の女性と音楽が好きな普通の異常成人男性だ。
少し前までは音ゲー師としての実力を上げる為、毎日ゲームセンターで音ゲー術を練習していた。
少し前までは、だ。
それはある日突然、ゲームセンター入り口で宣告された。
「○○(このゲーセン)○月○日の営業をもって閉店させていただにます。」
ボク「う、嘘だろ……冗談だよな?」
「○年間ご愛顧いただきありがとうございました。」
ボク「な、なんでだよ」
「スタッフ一同、心より感謝申し上げます。」
ボク「そんな…まだたくさん音ゲーやりたいのに。」
こうしてボクはゲームセンターを追放されてしまった。
音ゲー師としての成長を望むボクにとって最寄りのゲーセンが無くなることは納得がいかなかった。
もしもここが潰れてしまった場合、ボクは音ゲーをやる為にかなり遠くまで行かないといけない。
このゲーセンが潰れた時、周囲のゲーセンには幾多の音ゲー師が集まり、ボルテをやろうにも自分の番など回ってこないに違いない。
ボク「ボクにもっと力があれば…!」
???「カ……い…」
ボク「この声は一体…」
???「カ…が…ほ……い…か…」
ボク「まさか!」
???「Coming soon GAM○2 F○UCETWO次世代のボルテコントローラー最終形態ついに完成!」
音ゲーから離れそうになっていた僕に舞い込んできたのは、新しいボルテコントローラーの宣伝だった。
ボク「コントローラー……おうち音ゲー環境……その手があったか!遠いゲーセンに行くより家にあった方が嬉しいしこれを買って家の環境を整えるぞ!」
2
こうしてボクは筐体さながらのプレイができるという高級ボルテコンを予約した。
しかし、商品が届くのはその数ヶ月先であった。
その数ヶ月の間、つまり最寄りのゲームセンターが潰れてからボルテコンが届くまでの期間、ボクはゲーセンに行かなくなってしまった。
自分の行動範囲にゲーセンが無いだけでここまで行く頻度が減るとは思わなかった。
ボクが今まで音ゲーに熱中できていたのは近場にゲーセンあったおかげだったのだ。
これには今まで自分の行動範囲にゲーセンがあったことのありがたみを痛感せざるを得なかった。
名曲『you』でも「今まで私の心を埋めていたモノ失って初めて気づいた」と言っていたが、これの意味を身をもって理解することができた。
こんなにも私を支えてくれていたこと
こんなにも笑顔をくれていたこと
音ゲー趣味にしてるから支えられてるし上手いリザルト出るとニチャつくのでこの歌詞も共感できる。
ちなみにひぐらし関連の曲だと『why, or why not』が一番好きです照
そして、もしも読者の中で行動範囲にゲーセンがあるという人がいたら素晴らしい環境なのでたくさん行くべきだと思う。
いつまでも
あると思うな
ゲーセンと収録曲(字余り)
ゲーセンが近くに無いボクは学校とスーパーと家の行き来で数ヶ月を過ごした。
数ヶ月は非常に長い。
数ヶ月あれば音ゲー師としての十分な成長が見込めるだろう。
しかし、ボクは家に引きこもっていたので、ベッドの上で天井を見るだけの日々が続いた。
当然音ゲーは上手くならなかった。
ボク「天井はもう飽きた。ゲーセンに行っていた時のような…交感神経を刺激するような体験が必要なんだ!」
時は来た。
ピンポーン(チャイムの音)
来客「お届け物です〜!」
ボク「ついに来た!」
ガチャッ(扉の音)
(画像はイメージです。)
[玄関を開けたらいる人]
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「幸せをお届けに来ました。今、幸せですか?」
ボク(引きこもってて気がつかなかったけど今日は天気がいいなぁ)
〜TAKE2〜
ピンポーン(チャイムの音)
シュババババ(足音)
扉を開ける音(ガチャッ)
(宅急便の音)
ニモツ(荷物を開ける音)
包装を解くとこの数ヶ月ずっと待っていた代物があった。
ボク「これがボルテコン…!」
注文時に予告されていた期間以上長く待ってしまったが、遂に届いたのだ。
思わず打鍵をしてしまうといつもゲーセンで味わっていたあの感覚が蘇って来た。
その左右につけられたツマミの回し心地は、自分が今ゲーセンにいるのではないかと錯覚するには十分なものだった。
これから待ちに待ったおうちボルテ生活が始まるのだ。
モニターやPC、コントローラーやモニターを置くのに適切な高さの棚も既に用意していた。
おうちボルテ環境、もう誰もボクを止めることはできない。
きまぐれ電力「突然ですが送電、やめま〜す」
止められちゃった……
即落ち2コマが済んだので、電気は復旧した。
PCを起動しボルテコンを繋いだ瞬間、ボルテコンが突然眩い赤青2色の光を放ち始めた。
そこでボクの意識は途切れている。
オレ「さあ、ボルテを始めようぜ!」
……
目を開けるといつも見ている天井があった。
ボクは完成したお家ボルテ環境の前で倒れていたようだった。
ボク「あれ?ボクは確かボルテ環境を整えて…って、ええ?!」
ボクは立ち上がってモニターを見ると信じられないボルテの選曲画面があった。
画面に映し出された9曲それぞれのジャケットの端には理論値を出したことを表す黄色いPの文字が記されていた。
ボク「全部…PUC出てる?!」
こうしてボクのボルテ生活が始まった。
3
前回までのあらすじ
がべの元に届いたボルテコンは3000年以上前の古代エジプトから伝わる「千年ボルテコン」と呼ばれるものだった。
千年ボルテコンを使ってボルテ環境を完成させるとコントローラーに眠っていた魂が目覚め、がべにもう1つの人格(闇がべ)が生まれた。
闇がべはコントローラーのある家から出ることはできないが、がべに憑依してがべでは出すことのできないプロ級のスコアを出すことができる、古代エジプトの最強音ゲー師だった。
(この設定だと初代遊○王を彷彿させてしまう可能性があるかもしれないが、もちろん無関係である。
著者は遊○王をそこまで知らず、動画を見た程度の知識しか持ち合わせていない為、まさかよく知らない作品の設定を使うなんてことはないだろう。
言い換えるとここから先を読む上で遊○王を知っている必要はない。)
ボクはコントローラーに眠っていた古代の音ゲー師であるもう1人のボクとかわりばんこでおうちボルテを楽しんでいた。
ボク「もう1人のボク!スコアがまた伸びたよ!」
オレ「相棒!どうやらこの譜面のコツは掴めたようだな!」
ボク「うん!この地帯は〜」
もう1人のボクは黙って運指を聞いてくれて、微笑んでくれた。
しかし、もう1人のボクならきっと全て片手で全部光らせるだろう。
譜面を練習し終えたボクはゲーセンに行くため早速出かける準備を始めた。
オレ「続けてスコアを……おい!どこへ行くんだ!」
ボク「練習が終わったから、ゲーセンにスコアを伸ばしに行くんだ。」
オレ「なぜだ!この環境があるのにどうしてゲーセンに行く必要があるんだ!」
ボク「家のボルテのバージョンは古代エジプトのままだ!ボクは最新のボルテをやりたいんだ!」
[注釈]
皆さんご存知の通り、古代エジプトでは音楽ゲームが盛んであった。
古代エジプトで営業していたと言われる世界最古のゲームセンター『サードピラミッド エジプト店』跡地には壁画で古代エジプトの音ゲー師達の姿が残されている。
古代エジプト音ゲー師の壁画(一番左がツマミを回すボルテプレイヤー)
maimaiも古代に流行った音ゲーであった。
エアーを取る犬。
これらのゲームは一度文明の衰退と共に失われたが、日本のチームが研究を進め、21世紀になって遂に筐体の再現に成功した。現代の科学技術の発展により筐体は全国のゲームセンターに置かれ、皆が遊べるようになっている。
オレ「相棒、ゲーセンなんて行く必要ない!家で続きをやるんだ!」
ボク「バージョンが違うからノーツ数も違うし、やり放題なのにクイックリトライも無いんだ!ボクはゲーセンに行くよ。」
オレ「相棒、それは言い訳だぜ!この前近くにボルテがあるゲーセンが無いから行かないと言っていただろう。まさかボルテ以外の音ゲーをやりに行っているんじゃないだろうな?」
ボク「もう1人のボク!確かに君の言う通り言い訳だ…でもこの前チュウニズムに大型アプデが来たんだ!ボクはチュウニズムをやりに行くよ、うちには無いからね!」
オレ「クソッ、相棒のゲーセン欲には勝てないのか!」
もう1人のボクはコントローラーを置いたこの家からは出られないのだ。
ボクが玄関まで来ると、もう1人のボクは着いてくるのをやめ、姿を消した。
このようにボクは家に音ゲー環境を作ったからといってゲーセンと無縁になることはなかった。
家に音ゲー環境を作ったはいいもののアーケード版のシステムと比べて不満があったのだ、これでは爽快感は8分の1くらいになってしまう。
そして、チュウニズムの新筐体の稼働開始が重なり、ボルテは無いがチュウニズムがあるゲーセンに通うようになっていた。
しかし、ゲーセンへと足を運ぶ日々も長くは続かなかった。
某日、ボクはまたゲームセンターに行こうとしていた。
オレ「待ちな。そんなゲーセンに行きたくなっているのも今月までだぜ!」
ボク「それって…どういうこと?」
オレ「12月に大型アップデートを行うことになっている。相棒が言っていた不満も解決するぜ!」
ボク「毎月のアップデートのこと?そんな大型情報どこに…」
オレ「オレの予感だ!そして、ちょうど今されたツイートを見な!」
(乂・`ω・´) EXCEEDな大・大・大ニュースデス!!
— SOUNDVOLTEX STAFF (@SOUNDVOLTEX573) 2021年11月11日
なんト!コナステ版SOUND VOLTEXの大型バージョンアップが決定デス~!
∞∞(σ∀σ)∞∞ 120fpsにフルHD対応…!?
しかもコントローラーや楽曲パックの購入キャンペーンも開催予定ですって!?
今後の続報に注目ね!https://t.co/PVCiB0VfM9 #SDVX pic.twitter.com/pYtuhhlvcs
ボク「バージョンが、ⅢからⅥにだって!」
オレ「あぁ、来月からはもうノーツ数も同じ、Pフリーと同じ機能も、Sクリティカルも使えるぜ、相棒!」
この情報を聞き、ボクは完全にゲーセンでは無く家でのボルテに満足してしまう予感がしてしまった。
オレ「これからはもう家から出ないで一生家でボルテできるぜ!」
大型アップデートを知った日、もう1人のボクは喜びの余りボルテのプレイをいつまでもやめようとしなかった。
オレ「トラックコンプリート!うまく行ったぜ!」
オレが打鍵音を響かせ声をあげた後モニターの裏から大きな音がした。
隣の部屋の住人が壁を強く叩いたようだった。
オレ「隣が騒がしいな。オンゲキでも置いてあるのか?」
ボク「もう1人のボク…アパートで明け方の4時にプレイをすると近隣住民が嫌がるんだ!壁ドンまでされちゃったし、もうプレイはやめよう。」
オレ「離せ!オレは絶対降参なんてしない!まだ続けるぜ、相棒!」
……
オレ「これはまだ伸びる気がするぜ!」
曲が終わったタイミングで玄関のチャイムが鳴った。
ボク「ほら!きっと隣の人が苦情を言いに来たんだ!」
オレ「オレが追い払ってくるぜ!」
オレは玄関まで行き、勢いよく扉を開けた。
オレ「何の用だ!」
扉を開けると隣に住んでいる青年が立っていた。
いつも独自に改造したようなコートを着てアタッシュケースを持っており、時々聞こえてくる声からは高圧的な様子が伝わってくる人だった。
近隣住民「おい貴様、うるさいぞ!深夜に何をやっている!」
オレ「SOUND VOLTEXだぜ!」
近隣住民「フン、音楽ゲームか。昼間にやれ!打鍵音が耳障りで寝られない!」
オレ「オレの打鍵音が…耳障りだと?」
近隣住民「ああ、そうだ。貴様は鍵盤譜面が苦手なようだな。打鍵音が乱れているぞ、凡骨は凡骨なりに静かにしろ。」
オレ「だから今練習しているんだぜ。静かにしてほしいか?ならオレとボルテをしろ!お前が勝ったら静かにしてやろう。」
近隣住民「ボルテだと?この俺とボルテで勝負をしたいというのか。」
睨みつける近隣住民は皇帝のような迫力があった。
オレ「あぁ、それもただのゲームではない、闇のボルテだ!SOUND VOLTEXのお家環境で3曲アリーナ形式で勝負だ!先行はお前にくれてやる!」
すると近隣住民はほくそ笑み、アタッシュケースをその場で開けた。その中には光り輝くe-amusement passが3枚入っていた。
近隣住民はそのうちの1枚を手に取り胸の前にかざした。
近隣住民「面白い。貴様のような凡骨、俺が粉砕してやろう。」
近隣住民は家に帰り、ボルテを起動したようだった。
隣「SOUND VOLTEX、起動!」
壁の向こうから住民の叫び声が聞こえた。
隣「俺のターン!俺はマキシマを攻撃表示で召喚!行け、TWO-TORIAL!」
(デカいデモ音)
オレ「なんだと!だがその曲ならオレも既にやり込んでいるぜ!」
隣「かかってこい、俺の得意譜面で叩きのめしてやる!」
オレ達は鍵盤の上に片手を乗せ、もう片方でスタートボタンを押した。
オレ・隣「「決闘!」」
曲が終わると互いに壁越しに聞こえる声でスコアを読み上げた。
オレ「クソッ、1ニア差か!」
隣「フハハハハハハ!中々やるようだが、俺の方が1つ上手だったようだな。行け、マキシマ!」
すると、ジャケットに描かれたマキシマが実体化した。
マキシマ「Listen!」
闇のボルテの誓約により負けた方には選曲したジャケットが実体化し、そこに写されたキャラ、物からの攻撃を受けるのだ。
マキシマ「GO!!」
GOの掛け声と同時にマキシマはコントローラー台をすり抜けてオレに突進してきた。
オレはタイミングよく右に倒れ込み、迫り来るマキシマを間一髪で回避した。
マキシマは後ろの壁にぶつかることなく、そのまま消えたようだった。
隣「フン、かわしたか。」
オレ「よく聞き込んでいたから助かったが、危ないところだったぜ!今の1戦でお前の実力は大体分かった!」
隣「フン、まさか貴様も俺と同等の音ゲー師だったとはな。」
オレ「次はオレの選曲だ!オレはEverlasting Messageを発動!」
(デカいデモ音)
隣「何?神曲だと?!いいだろう、望むところだ!」
オレ・隣「決闘!」
2分の真剣勝負が終わると、画面には本番一発なら十分なスコアが表示されていた。
オレ達はスコアを互いに言い合った。
隣「1ニア差で俺の負けか…中々やるようだな。」
オレ「お前もオレのスコアについてくることができるとは相当な実力だな。オレはEverlasting Messageの効果を発動させてもらうぜ!レイシスの加護で地力を向上!」
闇ボルテのルールに基づき、レイシスが実体化した。
レイシスは微笑むとオレは全身に力がみなぎってきた。
オレ「もう負ける気がしないぜ!」
隣「フン、そんな小細工俺には通用しない。アリーナ形式だと3曲目の選曲も貴様だな。選ぶが良い。」
TWO-TORIALの方がEverlasting Messageよりノーツ数が少ないため1ニアの失点が大きい。このためどちらも1ニア差で勝敗が決まっている場合、TWO-TORIALで負けたオレの方が合計点数は低くなる。
オレ「オレは…*Feels Sea……」
オレが選曲しようとした瞬間、既に時計は5時を指していた。
「ネットワークエラーが発生しました。」
オレ「なんだと?」
隣「どうやらおうちボルテのメンテナンスの時間が来たようだな。勝負はお預けだ。」
こうして、明け方突然行われたアリーナバトルは中途半端な形で終わりを迎えた。
もう1人のボクは試合が負けたまま終わってしまったことに納得がいかないようだった。
オレ「待ちな!」
近隣住民を部屋へと呼びつけた。
オレ「この勝負、じゃんけんで決着をつけるぞ!」
隣「最後にそんなルールで決着をつけようとは面白い。いいだろう、かかってこい!」
オレ・隣「「さいしょはグー!じゃんけん」」
「「ポン!!!!!!」」
オレが強く握り前へと突き出した手の前には、大きく広げられた近隣住民の手があった。
オレ「何?その手の形は、伝説のパーだと?」
隣「貴様がEverlasting Messageの効果で手に入れた力を見て、グーを出すことは予想できていた!そこで出す手はただ一つ、この俺のパーだ!」
オレ「読まれていただと!?ボルテだけでなく、じゃんけんも上手いのか!」
隣「どうやら貴様はじゃんけんで最強なのはグーだと思っていたようだな!最強は、この俺が出すパーだ!俺のパーは石を飲み込み、ハサミを跳ね返し粉砕する!」
オレ「オレはじゃんけんで相棒のチョキに勝った時、グーが最強の手だと思い油断していた!慢心していたオレの負けだ!」
近隣住民「フン、まずはルールを知るところから始めることだな。」
こうしてオレ達の戦いは幕を閉じた。
ボクは翌日、近隣住民の家を訪ねた。
近隣住民「貴様か、何のようだ。」
ボク「あの…この前はすいませんでした。」
近隣住民「フン、次からは気をつけろよ。アパートだと騒音問題に発展する可能性があるから深夜にはコントローラーを叩くな。」
ボク「はい、気をつけます。」
近隣住民「ところで貴様、あの時最後に選曲しようとした曲はまさか…」
オレ「*Feels Seasickness...だぜ!」
近隣住民「貴様の自己ベはいくつだ?」
オレ「オレの自己ベは…」
オレがスコアを言った瞬間、近隣住民は動揺を見せた。
近隣住民「もしそのスコアに近いものを出していたら、俺は確実に負けていただろう。」
オレ「だが勝利の女神はお前に味方したようだぜ。ノーツ数の差とじゃんけんでお前の勝ちだ。だが、次は負けないからな!」
近隣住民「フン、受けて立とう!またかかってこい!」
こうして、オレと近隣住民はボルテにより絆を深めたのだ。
彼が大会出場経験もある上級音ゲー師であることが分かったのはしばらく経ってのことだった。
しかしその後日、ボクと近隣住民が他の住民からの苦情を受けて大家さんに厳重注意を喰らったのは言うまでもない。
家で音ゲーをやる時は騒音トラブルの火種にならないように気をつけるべきである。
「ルールとマナーを守って
楽しくボルテしよう!!」
4
実際に12月になったボクはずっと家に引きこもりボルテをしていた。
筐体ではPフリーでしか使えなかった機能が使えるおうち環境は快適そのものだった。
もう1人のボクもSクリティカルが使えるようになって新しい目標が作れたようだった。
ボク「家でもこんなにボルテが楽しめるなんて、夢みたいだ!」
オレ「あぁ、これで一緒に成長していこうぜ、相棒!」
それからしばらくの時が経った。
ボクはもう1人のボク、時々近隣住民からのアドバイスを受けつつ音ゲー師としての訓練を積んでいた。
今日もボクは音ゲーをやり、充実した1日を過ごすのだ。
SOUND VOLTEX、最高!
選曲で悩んでいると、玄関のチャイムが鳴った。
誰か来たようだった。
扉を開けるともう出てこないだろうと思われた2人がいた。
(画像はイメージです。)
[玄関を開けたらいる人]
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「お久しぶりです〜。今、幸せですか?」
ボク「ええ、もちろん!」
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「あら、いい返事!それは素晴らしいことで…ってあれ?あなたの部屋から聞いたことある音がするわね」
ボク「あ〜、ボルテっていうゲームの音ですね。ちょうどやってました。」
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「そうそうボルテ!って家でボルテですって?いいわね〜、それはとっても幸せね〜!私たちもボルテ好きよ〜!はいっ!ご一緒に歌って!」
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「「あ〜あ〜あ〜〜あ〜あ〜あ〜〜あ〜あ〜あ許せない〜痛いのみたいなフリして〜あ〜あ〜あ〜〜あ〜あ〜あ〜〜あ捻り潰したいなんで私たち知り合ったの〜返して私の幸せ〜」」
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「宗教勧誘中にウバワレ?普通、宗教勧誘する時は返して私の幸せとか歌わないの!」
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「あぁ、そうだったわ。いけないいけない、先日詰めてたからつい歌出ちゃったわ〜…あの縦トリルができなくて諦めたのよ」
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「ああ縦トリル苦手だと難しいわよね〜」
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「良い運指見つけたけどメンテ悪くてエラー出ちゃうのよ〜。縦トリルだけ隣の台のボタンで取るやつ、おすすめよ〜」
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「それ悪いのメンテじゃなくて運指、オンゲキみたいに分業できないから!」
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「なんだかボルテやりたくなってきちゃった〜ボルテやらせてもらって良い?」
ボク「あっ…いいですよ」
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「嬉しいわ〜私たちボルテ結構やってるのよ〜痴呆暴龍天なの。」
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「後光暴龍天じゃなくてボケてる暴龍天なの〜?」
ボク「称号の後ろが光ったと思ったら〜お迎えでした〜
チk…」
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「「今何か言いまして?」」
ボク「いやなんでもないです…」
ボクが宗教勧誘の2人組と打ち解けて会話していると、突如隣の部屋の扉が開いた。
近隣住民「貴様ら、騒がしいと思ったらボルテをするのか。俺も混ぜろ!」
ボク「いいよ。4人ならこのままゲーセン行って、アリーナでもやらない?
阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人「アリーナ?燃えるわ〜宗教勧誘している場合じゃないわね〜」
「早速ゲームセンター行くわよ〜、うちの宗派(音ゲーチーム)の祝福のお札(e-amusement pass)と一緒に!」
近隣住民「フン、いいだろう。貴様らに神曲を聞かせてやる。」
ボクはゲーセンに行く前に友に会うために一度部屋へと戻った。
ボク「もう1人のボク、これから4人でローカルマッチングしにゲーセンに行ってくるから。しばらくのお別れだよ。」
オレ「あぁ。相棒の力、見せつけてやれ!」
ボク「うん!」
ボクがゲーセンに行くのをもう1人のボクは快く送り出してくれた。
近隣住民「準備はできたか?例え貴様相手だろうと手加減はしない。」
ボクは力強く頷いた。
こうしてボクたちは、長い長いゲーセンへの道のりを歩き始めた。
この仲間(ライバル)達となら、どんな壁も、癖も、無理押しだって乗り越えていけるだろう。
オレ「オレたちのボルテは!」
ボク・阿佐ヶ○姉妹似の宗教勧誘人・近隣住民「「「「これからだ!!!!」」」」
完
めいん
ここまで読んでいただき、もしくは飛ばしてここまで来ていただきありがとうございます。
とりあえず、今回は最近おうちボルテをやっているということで、今年発売した非公式ボルテコンFAUCETWOとボルテクラウドの大型アプデについて書こうかなと思います。
みんなも環境作ろうって文章ではありません。
家しかない状態から環境を作るのに20万以上かかります。その半分以上はPCです。
購入したものは画像の通りです。
かっこいいですね、たくさん光ってまるでゲーミングコントローラーみたい。
確か『ゆるキャン△』のしまりんも買ってましたね。
…ボルテコンは買ってませんでした。
ゆるキャン△の一番好きなシーン
僕もアルミホイル体に巻きたい!
…気を取り直して
がべキャン・デルタのがべりんも買ってましたね。
こっちは本当に買ってますね!
※こちらの画像はゆるキャン△やその登場人物志摩リンとは一切関係ありません。
…………
(……はあ、撮影疲れた)
…………………❗️
(何見てんだよ、見せ物じゃねえぞ)
(え?何か言え?)
……… (箱の中から缶を取り出す)
ファイトイッパツ❗️
オロナミンC❗️
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コントローラーの説明です。
ボタンは以下のように注文しました。
高い追加料金出してボタンをゲーセンのと同じものにしました。
やっぱり同じボタンを使っていると押し心地はいいですね。
触ってみて一番驚いたのはツマミでした。
良い回し心地、新筐体同等。やっぱり高級コントローラーすごいなあと思いました。
良い買い物をしました。
実際のプレイ動画はYouTubeで検索かけたら見られると思うので興味のある方はそっち見てください。
この文章書いた瞬間、記事の存在意義が消えました……
モニターは27インチ回転機能付きモニターを使っています。
ちなみにゲーセンの方は旧筐体は31.5インチ、新筐体は43インチです。
置く位置調整して慣れたら旧筐体と変わりなく遊ぶことができています。
また回転機能があれば十分と思いきや……使っているモニターは75Hzまでしか対応していないものでした。
家庭版が120fps対応するとは思わなかった…これから環境準備する人いたら気をつけましょう。
PCは公式サイトの動作環境に書いてある数字超えたのを使っています。
実際にやっていてラグとかも無く快適です。
原神もできます、ただ今月入って螺旋12層が敵強くなっててキツかったです。
(PCとモニター自体の説明の薄さからオタクなのにガジェットに詳しくないことが分かりますね、オタクなのに)
ボルテコンを手に入れてからはモニター台を購入しモニターの高さを調節、ボルテコンは棚の上に本を置いて高さを調節することで無事音ゲー環境が完成しました。
スチールラックは高さの異なる2つの使っています。
この写真に写っていない部分に台とモニターがあります。
実際にプレイ!
判定調整を行い、快適にできました!
理論値の画像あったのでこれだけ貼っておきましょう、ちゃんとツマミも動いて判定調整もできてて嬉しいですね。
PCの画面なのでスクショもできますがこうやって撮った方がゲーセンっぽくていいですね。
ちなみにプレイヤーネームは好きな同人誌に出てくる催眠される女の子の名前です。女の子は可愛いけど完結編の3が一切救いがなくてキツかったです。
…正直「おまけ」の登場人物の実力とのギャップがすごいのでリザルト貼りにくいなぁと思いました。
僕がなろう系と思って書いた「おまけ」、もしかすると作者が「音ゲーが下手」という受け入れ難い現実から逃避するために書いた痛い妄想なのでしょうか…そうだったら嫌ですね。
まあおうちで好きなボルテができて楽しいのでおっけーです。
こんなに楽しいならゲーセン行かなくても大丈夫!
……いや普通に行ってました。
ボルテコン届くまで死んでてゲーセン行ってなかったのですが、届いたらモチベ上がって行くようになりました。
ここで譜面覚えて運指練習してアーケードでスコア伸ばすみたいなことやるくらいモチベあった時もありました。
また、12月のアプデ前まではおうち環境だと
- アーケード版とバージョンが違うのでノーツ数が違いスコアが微妙に低く出る。
- 定額制でやり放題だがアーケード版のプレミアムフリーと言われるモードにあるクイックリトライなどが無い。
という2つの不満があったので曲を詰めようというプレイはしてませんでした。ただ家でボルテできて楽しい、スコア狙いするならゲーセン行くわという感じの存在でした、
12月に行われた大型アップデートはちょうどこの2つの不満が改善されたのが素晴らしいです。
またミラーやランダムオプションの追加もありました、何故今まで無かったのでしょう。
完全にⅥになるので何気に欲しかったSクリティカルが見れるようになってありがたいです、判定調整が機械面でも意識面でもとてもやりやすくなりました。
まさかの今年中に新バージョン対応は予想外。
今年入ったお気に入り曲も遊び放題に追加されて激アツです。
キラメキ居残り大戦争 (Vo:あやぽんず*/あよ)/森羅万象 【Animated Music Video】 - YouTube
それで月額も500円引きは見間違いを疑いました。
素晴らしいアプデです。
K○NAMI様本当にありがとうございます。
これ以降は本当にゲーセンさながらのプレイができています!
本当にゲーセンそのままなので僕がぐだぐだと書くことないです。
まあ重要なアプデ後について書かないのも良くないので専コンを使って実際にプレイしている写真でも載せようと思います!
????????
せっかく手に入れたボルテコンをこんなことに使うなんて……
子供です。
ちなみにツマミは初期位置から動かすと常に一定方向にキャラが動きます。これを応用して自動で崖登りができます。
崖登りオート神機能すぎ pic.twitter.com/kdPrmWwhtL
— がベ (@nir_ebagnir) 2021年12月5日
ボルテコンを使って深境螺旋を攻略しようかと思ったのですがそもそもボルテコン使って螺旋ある場所までたどり着くことができませんでした………本当は普通にだるいし難しそうだからやりたくないなぁと思ってます。
ちなみにゲーム終了ボタンにも辿り着けません…
原神は楽しいですね。
家では原神ばかりやっています。
明日でもゲーセン行こうと思います。
…このパートいる?別に俺がボルテコンとかおうちボルテの話する必要なくない?
それよりもこの前箱買いしたみかんが美味しかった話がしたい。
走〜召美味しかった!(よかったね!)
走〜召
超を伸ばして言うときに使う表現。
完
最後に布教のコーナー入れて終わりにします。
布教のコーナー
最近、チュウニズムでアリスシャッハと魔法の楽団というアーティストと出会いました。
歌詞が架空言語で創作文字まで丁寧に作られた独特な世界観が展開されていることが分かります。(チュウニズムもエアーで創作文字を描いていましたね。)
ALI PROJECTが好きだからか当然のように刺さってしまいました。
ということでサブスクで聴きあさっています。
(アリプロも最近サブスク解禁されて熱いですね!また再燃してます。)
そして、昔から好きなEndorfin.の藍月なくるさんが歌う曲を貼るので聞いてください。
カバーも聞いてください。
ヴァンパイア / 藍月なくる Cover - YouTube
バイオレンストリガー / 藍月なくる Cover - YouTube
テレキャスタービーボーイ / 藍月なくる Cover - YouTube
透き通った声が魅力だなぁと思います。
Endorfin.で一番良い曲は『Raindrop Caffé Latte』…って書いても、しばらくしたら『ユリシア』とか『Alt.Strato』になってそう。
僕が選ぶEndorfin.で一番良い曲は……僕が最後に聞いた曲です!(ボルテの全国トップあるある)
※追加 pop'n music収録の『white night story』がEndorfin.で一番良い曲です。この季節にぴったりなので旬のうちに聞きましょう。
『ベストスマイル』は本当に可愛さ全振りなのでぜひ一度聞いて欲しいです。
『ぷれぜんたー☆』も可愛いしこの季節にぴったりなので旬のうちにぜひ!
この前チュウニズムに入った『月詠に鳴る』も良かったですね!
歌詞「間違いじゃないと叫んでる 過ちじゃないと歌ってる」の力強いメッセージに痺れました。サビの最後の転調も大好き。インストでも強い曲に素敵なボーカルついてるって最高ですね。
Feryquitousさんと藍月なくるさんの曲で一番好きかも。
いやはや、藍月なくる萌え〜でござるな藁
え、何か急に自分のオタクの声イラついてきたわ。
俺も声帯藍月なくるさんがいいな。
声帯のサブスク入りたい。
ということで、
私が書く文章は藍月なくるさんか内田真礼さんの声で脳内再生して読んでください!
脳内再生のCV変えて読めば私が書いた文章2回ずつ読めますね!
……え?もう読みたくない?
そうですか…
ボーカル曲の布教だったけど、どうだったかな?好きな曲はあった?見たかった?
これにて布教のコーナー、終〜わり♪
(CV )
さいご
いかがでしたか?
何も得られなかったと思います。
アドカレ企画の文章がこんなのでいいのか。
(去年の記事より)
内容のある記事の書き方を教えてほしい。
関係ないですが、アドカレの記事の内容の予定を見てください。
なろう書くってちゃんと予告してました!
…「音ゲー勧誘記事だと思ったらなろう系みたいなタイトルで騙された!」って反応を期待していましたが…もしこの予告見て「絶対なろう系書くと思ってた」「なろう系かと思ったけど本当に書くとは思わなかった」「がべは分かりやすい」と的中してしまったがべの思考盗聴勢がいたら教えてください、どのくらいいるのか気になります。
正統な音ゲー関連の記事は他のPUC Advent calendarの記事で摂取してください!音ゲー師の方はアドバイスや人の音ゲーへの姿勢を見れたり、音ゲー知らなくても布教枠が存在したりするので楽しめます!
明日のPUC Advent calendarもお楽しみに!
オススメ曲紹介は僕も楽しみです!
最後に、アドカレを企画してくれたサークルの方々ありがとうございました!
皆さんも大切な時間を使って読んでいただきありがとうございました!
それでは。
12/18 がべ